この度は、第21回四国お遍路LIVEへのご参加、誠に有難うございます。
昨年は近森病院にて4年ぶりのon site live demonstrationが開催され、顔を突き合わせてのdiscussionが、我々にとっていかに尊いものであるかを実感いたしました。憎きCOVID-19感染症は一時より落ち着いたとはいえ、未だに鎮静化の兆しが見えない今日この頃ではございますが、今年も無事、on siteで開催できますことを、当番世話人として心より安堵しております。
この原稿を書いている現在、徳島は阿波踊り真っ只中で、市街は連日連夜熱狂の渦に包まれています。一年中練習に練習を重ねてきた踊り子たちの舞いは、毎年見惚れてしまうものがございますが、中でも連長と呼ばれる熟達者の踊りは見事で、まるで時が止まったかのような感覚に襲われます。400年の歴史を持つ阿波踊りは、その技術や情熱が代々の連長から途切れることなく受け継がれ、こうして今も我々に感動を与えてくれているのだと感じます。
今年のテーマを「継承」といたしましたことは、この阿波踊りと無関係ではございません。四国内でも中堅的な立場の先生方が増えるに伴い、若手の先生方への直接的な指導の機会が増えているのではないかと思います。そして中堅の先生方も、いずれはベテランの先生方のように各県・四国のPCIを牽引していく立場になり、さらには日本全国や世界と対峙できるような存在にならねばならないと考えています。その中にあって、年1回開催される当Liveが、これまで四国の先生方が築いてこられたPCIの見識や技術のみならず、その魂や情熱を少しでも引き継いでいける機会になれば、という思いを込めています。
そのため、内容はあまりマニアックになり過ぎず、さりとて “いちinterventionist” として避けては通れない症例や手技を学べるように工夫いたしました。それぞれのセッションにて熟練された先生方にご指導、あるいはビデオ作製をお願いしております。ご来場の先生方には、きっと多くのことを学んだ充実感と、翌日からの臨床へのワクワク感をもって帰路につかれることと確信しております。
最後になりますが、未だ交通の発達が今一つである四国で、遠方からいらっしゃる先生方も多いと存じます。どうぞ、十分お気をつけてお越しください。阿波っ子が阿波踊りにかける情熱さながらに、職員一同、皆様をお待ち申し上げております。四国各県の “連長” から、たくさんのことを吸収いたしましょう。ヤットサー!